従来防草製品や技術は、雑草が発生してから対策する治療、防草ブロックは成長前の「予防」
1) 植物は条件がそろえば、どこにでも成長します。【これぞ雑草魂】
2) 防草対策工事(従来防草資材)後の雑草成長例。【どれも雑草成長後の防草対策】
3) 多くの弊害をもたらします。【度重なる対策(予算・時間・人・CO2排出)、交通と健康被害、他】
植物の特性
植物の成長条件は、大気・水・光・土壌・気温の5つ
防草ブロック®は、植物が成長する全ての条件を満たしていても防草効果は継続します。 従来、防草を目的として開発された農薬~製品や工法は、植物の成長条件の何かを阻害させたり除草を目的とした薬剤や忌避剤を含め、植物に対し直接的に影響を与えようとする製剤なども利用されています。しかし、防草ブロック®の防草技術は植物の成長条件である5つを全て満たしていても、植物が自ら成長を抑制します。
植物の成長メカニズム
植物には重力屈性※という性質があります。光合成を行う為に成長に必要なエネルギーを生産しホルモン分泌が起こり、その成長運動の為に植物ホルモンの1つである「オーキシン」の影響をうけ成長方向が調節されます。植物の根が重力を感知し下へ向かって成長する事を「正の重力屈性」といい、 芽や茎が上へと成長する事を「負の重力屈性」と言います。 防草ブロック®の技術開発に着目した部分です。
※植物の根は重力の向きに(正の重力屈性),茎は重力とは逆向きに(負の重力屈性)伸長するする性質を持っています。防草ブロックは,切欠きの形状によって本来成長する方向とは逆方向に雑草の根や茎を向けさせることで,雑草の成長を妨げる構造になっています。
長年の実証研究から得た「CO₂削減」環境技術
jWBAの防草製品は、植物が成長していくうえで重要な成長ホルモンに着目し、長年の実証研究を基にエビデンス構築されています。それは、従来の道路インフラ整備で繰り返し実施されている、草刈り作業・防草対策工事・従来の製品技術を不要とさせ、環境に配慮した道路二次製品として、道路構造物と構築物への防草対策不要な環境整備を実現します。従来技術によるCO₂排出量を100%削減する人と時間と予算、そして環境負荷ゼロを実現した予防となります。
成長抑制の実証研究
自然の摂理の中での繰り返しの研究には、時間がかかりましたが、植物が自ら成長を抑制するための目地形状(赤〇部) は、幾つかの種類から効果の高い形状を見出しました。また、構造物となる本防草製品と構築物 (舗装材) が剥離し種子や地上から根が地下へと伸長しても「根域制限※」となり、またブロック躯体に「保水効果」もなく防草効果は持続します。 jWBA防草製品、施工関係資料、その他の資料等をご希望の場合、【お問合せフォーム】より事務局までご用命下さい。 尚、資料データのご使用方法によってはお受けできない場合もございます。
※植物は根張りの具合に応じ茎や葉の成長具合が決まります。障害物がなく根が拡がりやすければ茎や葉は旺盛に成長しますが,根張りする空間(根域)が物理的に制限されると植物は大きくなれません。防草ブロックは切欠きの形状から経年変化によるズレや隙間が生じにくく,発芽してもその後の根張りを著しく制限するため,そもそも雑草が生えにくい構造になっています。